2017年夏(7月8日)に公開予定で、公開前から話題になっている(ジブリアニメと思われている)アニメ『メアリと魔女の花』。ここではジブリが好きで気になっていて見てみたいと考えている方や、2017年夏の新作映画という事で話の内容について知りたい方、面白そうなら見てもいいかなと考えている方に向けてわかりやすく解説していきたいと思います。
え!?ジブリアニメじゃないの?
はい、ジブリアニメではありません。
いかにもジブリアニメっぽい絵のタッチ、ジブリに登場しそうな場面があり、予告編のムービーを見てもジブリ映画と思われがちですが、正真正銘ジブリ映画ではありません。
ジブリの新しいやつ見に行こうぜって言って「メアリと魔女の花」を見に行くヤツに、ジブリじゃねえわバーカと言い放つ準備運動しとこ。 pic.twitter.com/VYN0ctdCXL
— masagoro 24才 (@maccaroni_MA356) 2017年6月25日
メアリと魔女の花ジブリの新作やけ楽しみ〜とか思ってたけど、元ジブリの人が関わってるだけでジブリ作品じゃないと今頃になって知りました?
まぁ楽しみなことに変わりはないですが pic.twitter.com/aP8FwBVzUS— なのん (@nanon0801) 2017年6月15日
メアリと魔女の花ってジブリ作品じゃないんか
RAIN聴いた時にジブリっぽいというか万人受けしそうな曲だとおもって、アリエッティと一緒の監督さんって聞いて、うおおお!ジブリやん!って勝手に盛り上がってた
スタジオポノックはその監督さんが独立して作ったスタジオってことかな?— OM-2(まっさん) (@SnoFnfl) 2017年6月10日
ではなぜジブリ映画と思われているのか。
それもそのはず、メアリと魔女の花はスタジオジブリ出身の米林宏昌監督だからです。(製作会社はスタジオポノック)
米林宏昌監督はスタジオジブリでは『借りぐらしのアリエッティ』の監督を勤め、宮崎駿の監督作品では『千と千尋の神隠し』、『ハウルの動く城』、『崖の上のポニョ』などの原画を担当したスタジオジブリでも重要なポジションを担っていた人なのです。
なるほど、ジブリ映画と間違われるのもわかる気がします。ですが、ジブリ映画と思われているのは、後で解説しますが、それだけの理由ではないんです。
『メアリと魔女の花』試写。ジブリからの脱却と継承を同時に成し遂げた傑作!魔法大学への一日体験入学を描いたシンプルなストーリーと米林宏昌監督ならではの繊細な心理描写が素晴らしい。これまでのジブリ作品では見られないアングルや構図が面白い。耳に残るセカオワの主題歌も好き。 pic.twitter.com/QtqST82gsW
— だよしぃ (@purity_hair) 2017年6月28日
まずは気になるストーリーの内容から
それでは肝心のストーリーや内容にせまっていきましょう。まずはあらすじから。
メアリと魔女の花のあらすじ
田舎町の赤い館村に引っ越してきた11歳の少女・メアリは、森で7年に1度しか咲かない花「夜間飛行」を見つける。それはかつて、魔女の国から盗み出された禁断の「魔女の花」だった。一夜限りの不思議な力を手にいれたメアリは、雲海にそびえ立つ魔法世界の最高学府「エンドア大学」への入学を許可されるが、メアリがついた一つの嘘が、やがて大切な人を巻き込んだ大事件を引き起こしていく。メアリは、魔女の国から逃れるため「呪文の神髄」を手に入れて、すべての魔法を終わらせようとする。しかしその時、メアリはすべての力を失ってしまう。 引用元:Wikipedia
要約すると、元々人間だった女の子が森で禁断の花を見つけたきっかけで、一夜限りの魔女になった。そして、魔女の国へ向かう事になり魔女の国の学校へ入学するが、その学校で問題を起こしてしまい、それがきっかけでハチャメチャな出来事が起こっていくといった感じでしょうか。
どちらにしろ壮大な世界観を持ったファンタジー感あふれる作品に仕上がってそうな感じがします。
メアリと魔女の花が楽しみすぎる、、そもそもハリーポッターやファンタビのような魔法系ファンタジーが大好物な上にアニメ映画が好きだから最高。杉咲花ちゃんの声もこのキャラにぴったりで良い。映るのが一瞬でも細部まで描く絵に受け継がれたジブリ的伝統も感じる。早く7月来い!#メアリと魔女の花 pic.twitter.com/mkXzF2fdot
— あめ (@24_ilem) 2017年6月10日
「メアリと魔女の花」さすが麻呂監督ならでは、いろんなモノに命が吹き込まれていく躍動感が素晴らしく力強いアニメーション!命が吹き込まれるホウキのシーンとか忘れられない。杉咲花ちゃんがとっても良くて、しのぶ様はさすがです。動く絵が創るエネルギーをたっぷり体感できる力強いファンタジー。
— 黒柳ドリー (@schwarzeweide) 2017年6月26日
やっぱりジブリ映画に見えてしまうのはなぜ?
スタジオジブリ出身の米林宏昌監督といっても今回は、完全に別スタジオからの放映となります。ではなぜここまでジブリ映画と言われてしまうのか、その理由は予告編のムービーに隠されています。
どこらへんがジブリかというと、ズバリ!ムービーの場面場面が過去のジブリ映画を連想させるものになっているからです。
わかりやすく言えばスタジオジブリダイジェストのようなムービーに仕上がっているとでも言いましょうか、少なくとも私は以下のように思いました。
・あー魔女の物語かー、黒猫も登場するんだなあれ、どこかで見たような場面だな~
・でっかい雲!あの中にはやっぱり城みたいなのが浮いてるんだろうな~
・おいー!これ「ぽ〇ょ」に出てきた魚だろーw
・おっことぬしさまーーーーーwww!
まあ他にもいろいろ突っ込みたい所はいろいろありましたが、過去のジブリを見た事がある方は少なからず同じ突っ込みをするのではないかと思います。
メアリと魔女の花ってジブリアニメなの?スタジオポノックってジブリのこと?予告見たけど…突っ込みどころ満載…ジブリアニメいいとこ取りみたいな…確実に面白そうだけどいつか見たな、このシーン…な連続になりそう…
— *ハナバナ* (@hanabibana2012) 2017年3月18日
なんだよ!スタジオポノックって!
「メアリと魔女の花」のCM見たけどまんまジブリじゃん!あのおばあちゃんの髪型ポニョででくるトキさんじゃん!
「レッドタートル」がでてからもうあの美しい景色は見れないんだとか思ってたけどスタジオポノックの景色ジブリじゃん!!まんまジブリ!見るけど!— あおみ (@aomiaomi1026) 2017年5月3日
それでは実際に予告編のムービーを見てみましょう…
「メアリと魔女の花」予告
「メアリと魔女の花」予告2
「メアリと魔女の花」予告3
はい。ご覧の通りです。
明らかにジブリ感はありますが、壮大なファンタジー映画でワクワク感が半端ないという事も伝わってきました。ジブリであろうがどうであろうが、面白ければいいのです。
主題歌はセカオワ(せかいのおわり)が担当
メアリと魔女の花は大人気グループセカオワが担当しているのも公開前から大きな話題になっています。セカオワはデビュー当時からファンタジーチックな歌詞の歌も多く手掛けており、今回のようなコテコテファンタージにはドンピシャではまるのではないでしょうか。
RAINほんとによかったです!!!??
メアリと魔女の花ととてもマッチしていてとりあえずはやく観たい!!!??楽しみです!!
あとスクショしすぎたww
またあとで載せますwww pic.twitter.com/UMd5Ns3wtg— おーりー@EARTH (@ori_earth) 2017年6月8日
MOWの新CMソングセカオワの「RAIN」だ〜?✨?
絵はメアリと魔女の花で可愛いし???
ほんとこのCMすき?✌??#セカオワ#MOW#メアリと魔女の花 pic.twitter.com/gqXONwtOm3— ひより。 (@hiyori_seka_owa) 2017年6月28日
俺が最近の曲で感動して泣いた曲!!メアリと魔女の花 主題歌 SEKAI NO OWARI「RAIN」!ほんまに聴いてみて!!セカオワファンじゃないと感動までは行かないと思うけど、心には響くと思うから?? pic.twitter.com/usCkUAqdnx
— こーた 体重増加計画&筋トレ計画 (@Kotasekaowa2) 2017年6月24日
最後に
いかがでしたでしょうか、いろいろと突っ込みどころの多い映画ですが、話題性といい、作画、ストーリーなど、どれをとっても今までのジブリ映画に匹敵するくらいの力を持った映画になっているのではないかと思います。
これをきっかけに、スタジオポノックが今までのスタジオジブリにとって代わる存在となり、今後も世界に名の通る映画を制作していってくれるような会社になれば、それはそれでうれしい事だと思います。
メアリと魔女の花が気になっている方はこれを機にぜひ見てみてはいかがでしょうか。
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